植菌:春、仮伏せ:梅雨前まで、本伏せ:梅雨前から秋
原木が準備できれば、シイタケの菌糸体を含む”種菌(駒種菌あるいは形成種菌)”を原木にあけた穴に植えるんだよ。
▲左:駒種 右:形成種菌
▲植菌
時期は3月ごろが中心なんだけど、日本列島は南北に細長く季節の差が大きいので、サクラの開花時期までに植えることが肝要!
植菌後、菌糸の初期成長を助けるために仮伏せを行うんだ。
植菌した原木を横積み(棒積み)にして、枝葉、遮光ネットあるいはブルーシートで保湿・加温。暖かい明るい林内であれば、3月以降は横積みしておくだけでも十分だよ。
▲仮伏せ
次に、遅くとも梅雨頃までに、本伏せをする必要があるんだ。
梅雨・夏季に仮伏せ状態だと、ホダ木が蒸れて、害菌が発生しやすくなるんだよ。
そこで、ホダ木とホダ木の間をあけて、風通しが良くなるように並べておくというのが、本伏せの狙いなんだ。
▲本伏せ